アメリカの流行が、数年後に日本にやってくる!?
坂正範(まさ)です。本日はこんなニュースが飛び込んできました。
Amazonプライムにはさまざまな特典がある。だが、多くの会員が最も重視していることは、1億種類を超える商品を2日以内に無料で配送してもらえること。
アメリカのオンライン売上の約半分はアマゾンが占める。しかし、残り半分を占める競合各社も同様のサービスでアマゾンに追いつきつつある。
アメリカの流行が、数年後に日本にやってくる!?
「アメリカの流行が、数年後に日本にやってくる」といビジネス界では、世界の定説として有名です。大型ショッピングモールが次々と立ち並び、それと共に小売店が廃れていき、街の商店街はシャッター街と呼ばれるようになっている。このような日本の現状は、過去にアメリカでも起きていたことです。
そして、アメリカではトイザらスの倒産がまだ記憶に新しいですが、大型ショッピングモールもAmazonのようなECサイトの普及に伴い、閉店に追い込まれています。これは、日本でも少しずつ波が押し寄せてきており、代表例としては、一時代を築いた各拠点のユザワヤの閉店にも現れています。それほどまでに、日本のビジネスを捉えるときには、アメリカの動向も察知しておくことは重要なこととなります。
Amazonの優位性とは!?
Amazonはこれまでに、会員登録することで商品を制限なしに2日以内に無料配送することや、ビデオや音楽の視聴など、会員に様々な特典をつけることで、他社を圧倒してきました。同記事では、
会員の1160人を対象に行った調査によると、79%が2日以内無料配送を会員特典の中で最も重要な特典にあげた。
と記載しており、「商品を制限なしに2日以内に無料配送する」点においては、かなり重点が置かれていることが分かります。
Amazonの優位性がなくなるということは!?
ここからは私の見解となりますが、Amazonはこの事態を放っておくことはしないと思います。恐らくですが、もっと会員に付加価値のあるサービスを展開してくることが期待できるかと思います。
Amazonはこれまで、実証実験とサービス展開をまずアメリカで行い、そのサービスを日本で展開されています。また、多く場合Amazonのサービスが楽天などの他のECサイトに与える影響は大きいと言えますので、今後のアメリカでのAmazonの動向に注目していくことは、重要なことではないでしょうか。