日々のブログ

坂正範です。自身の経験や物事の結果において、"どう捉え、考え、行動するか"よって、人生は大きく変わってくると考え、日々活動しています。

日本の自然災害に立ち向かう武器とは!?

坂正範(まさ)です。本日は、この記事を取り上げていきます。

IoTを活用した、除雪車の運行状況をリアルタイムで把握するシステムを導入した。こうした取り組みは、加賀市にとどまらない。突如、町を襲う豪雪に備え、IoT5G(第5世代移動通信)などを生かして除雪を効率化するプロジェクトが、全国各地で進んでいる。

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異常気象による早期対策の必要性とは!?

昨今に日本では、西日本を襲った豪雨、日本海側の大雪、全国各地を襲った猛暑、大型台風と様々な異常気象による猛威を受けており、各種ライフライン交通機関等に多大なる影響を受けています。

引用元:https://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/longfcst/extreme_japan/index.html

 

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引用元:https://www.giroj.or.jp/databank/natural_disaster.html

異常気象や自然災害の対策としては、本来であれば原因究明をして、その原因を根絶し、災害が発生しないようにすることがベストですが、スケールの大きさから原因の根絶に至っておらず、"発生後の対処をいかに迅速に行い、被害を最小限に抑える"とった方法を取らざる負えない状況です。

しかしながら、ライフラインや交通期間がしっかりと整備された日本にとって、生まれたときから便利な環境で過ごしている私たちにとって、ライフライン交通機関の長期停止に耐えることができず、生死に関わってくることから、早期対策は必要不可欠となります。

IoTの力で、少しでも早い復旧を目指す!!

"少しでも早い復旧"を考えたときに、一番大切なことは"協力"だと思います。管理体制がしっかりとしていれば、無駄な行動を削減し、もっと必要な個所にピンポイントに対応が可能となるため、対応はスムーズになります。

上記に記事でも、石川県加賀市の宮元陸市長は、

除雪車の運行管理がほとんど満足に、思うようにいかなかった。

と述べており、いつ何が発生しても良いように、管理体制、そして設備を充実させておくことは、早期の災害対策において、必要不可欠な要素となります。

そこで考えられたのが、「IoTを活用した、除雪車の運行状況をリアルタイムで把握するシステム」です。このシステムの導入によって、

これまで電話などで把握していた除雪車の現在位置や、現地で直接視認する必要があった除雪を済ませた場所を、分かりやすく地図上に表示できるように。加えて、各除雪車のカメラで撮影した道路状況も市役所から確認できるようにし、市民からの問い合わせにもすぐに応えられるようにした。

といった効果が見込めるとのことです。

人々が安心して暮らせる環境を作るためにも、年々変わる気象状況を加味した上で、常にリスク管理をアップデートし、それに見合った体制を確保していくことが大切だと感じました。

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引用元:https://www.giroj.or.jp/databank/natural_disaster.html

情報社会において、"連携"という部分では、リアルタイムで複数人とつながることが容易になった昨今において、最新技術に臆することなく、目を向けていくこと、これからの激動の時代を生き抜いていく術であると痛感しました。