クラウドファンディングの成功例!1億円の共感の秘密とは?
クラウドファンディングとは?
「モノやサービスを作りたい!こんなことを広めていきたい!」といったアイディアやプロジェクトを専用のインターネットサイトを通じて世間に呼びかけ、共感してくれる支援者を募る方法です。
最近では、SNSの普及の後押しもあり、一般の人もクラウドファンディングを知る機会や新しいビジネスに参加出来る機会も増えて来ています。
そんなクラウドファンディングでは大きく分けて4種類があります。
①寄付型:集めた資金を全額寄付、リターン無し。
②投資型:出資者がプロジェクトの利益から配当という形でリターン有り。
③融資型:出資者が利子という形で一定のリターン有り。
④購入型:支援者はお返しとしてモノやサービス、権利をという形での特典を得る。
※引用元:https://a-port.asahi.com/guide/
ベンチャー企業のハイブリットバイクプロジェクト
和歌山県のベンチャー企業、glafit(グラフィット)の鳴海社長は「人々の移動をもっと便利で、快適で、楽しいものにする。」というビジョンを掲げて2017年に自転車と電動バイクの量産プロジェクトでクラウドファンディングをスタートしているそうです。
クラウドファンディングサービス「Makuake(マクアケ)」を活用して日本最高額の1億2800万円を集めています。
成功の秘訣は?ネット通販との差別化
Makuake(マクアケ)のような「購入型」のクラウドファンティングサービスは金銭的なリターンがあるわけではなく、先行してその商品を購入したり、サービスを利用出来るというものです。
「購入型」はネット通販と類似しており、通販特有の安さにフォーカスしてしまい肝心なプロジェクト内容が伝わらない可能性があります。それを「自転車」や「電動化」といったトレンドワードを元に丁寧に説明を記載。今回のハイブリットバイクも具体的な活用方法をシーン別に写真や動画も交えて説明されています。
閲覧者はネット通販サイトにはない、細かな内容から実際の利用イメージを膨らませることでき、支援者であり何よりファンとして手を挙げています。
ファンとなった支援者から情報が拡散されていき、クラウドファンティングの成功例となった考えられます。どんなモノやサービスでも「良いな!」「この情報は伝えたい!」と支援者の感情が伝染していきます。情報にも付加価値を与えていくことが今回の成功に繋がったんだと思います。