「嵐」活動休止に伴う経済効果とは!?
坂正範(まさ)です。今週はかなり大きなニュースが飛び込んできました。
人気グループ・嵐が27日、2020年12月31日をもって活動を休止することをファンクラブサイトで発表。同日夜、大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤が5人そろって都内で会見を行った。
「嵐」活動休止に伴う報道は日本中を動かす!?
視聴率の低下が叫ばれる昨今において、"嵐の活動休止"という緊急会見を最速で放送したフジテレビの"Mr.サンデー"の視聴率は、4%伸びの13.6%を記録し、どれほどの人がこの緊急会見に注目していたかが伺えます。
引用元:https://www.oricon.co.jp/news/2128308/full/
ファンクラブ数も2019年1月時点で、235万人となっており、2018年3月が214万人であったことを考えると、10ヵ月で21万人もの入会者がいたこととなり、結成から20年経った今もなお、日本の影響力を増していると言えます。この数字は、日本の人口がおよそ1億2632万人と言われておりますので、日本人の50人に1人は、嵐のファンクラブに加入していることになります。
2016年に解散した「SMAP」の経済効果とは!?
SMAPの解散に伴う経済的損失の試算結果に、あらためて注目が集まっている。試算は、同年1月にSMAP解散騒動が浮上した際、数理経済学者で関西大学名誉教授の宮本勝浩氏(70)が行ったもので、年間約636億円にのぼると発表(1月15日)していた。
年間636億円の内訳については、SMAPのコンサート収入など年間収入を約250億円、直接的な経済効果とCDの材料など1次波及効果をあわせて約499億円、2次波及効果が約137億円となっており、国民的スターと呼ばれる所以が伺えます。
2020年に「嵐」活動休止に伴う経済効果はどうなるのか!?
SMAPのファンクラブ会員数をみると、活動休止当時は90万人前後であり、嵐のファンクラブ会員数と比較すると半分以下となっています。コンサートの収入に関しては会場のスペックが限られますので、コンサート開催数に比例してくるかと思いますが、SMAPよりも多くなることが予想されます。また特筆すべきは、1次波及効果であり、CDの材料やグッズ、またはテレビ出演時の視聴率については、嵐のファン数に比例しますので、かなり金額が増えることが予想できます。
このことから、「嵐」活動休止のニュースは、かなりの経済効果を生むこととなりそうです。
追記
「嵐」活動休止の経済効果が3240億円であるというニュースが出ていました。