日々のブログ

坂正範です。自身の経験や物事の結果において、"どう捉え、考え、行動するか"よって、人生は大きく変わってくると考え、日々活動しています。

こたつで寝るのはやめましょう。

坂正範(まさ)です。今日は、冬場の睡眠について取り上げていきます。

25日の朝は、南国・沖縄でも冷え込みが強まっています。沖縄県下地島空港では、630分に気温が97分まで下がり、沖縄地方では今シーン初めて9度台となりました。

tenki.jp

東京でも最低気温2を記録し、今週末は太平洋側でも積雪があると予想されています。

冬と言えば、こたつとみかん!?

f:id:sakameg:20190127102442j:plain

引用元:https://ameblo.jp/minamiaki/entry-12344736413.html

冬と言えば、"こたつでテレビを見ながらみかんを食べる"というイメージがある方も多いのではないでしょうか。そして、冷たい布団に移るよりも、暖かいこたつで寝てしまうことも少なくありません。今回の記事では、前から気になっていた、"こたつで寝ると、なぜ疲れがとれないのか!?"について、調べていきたいと思います。

こたつで寝ると、なぜ疲れがとれないのか!?

疲れがとれない原因として、主に3つの要因があります。

 (1)睡眠時の深部体温が下がらない
 (2)体温調節で汗をかいて水分が不足
 (3)こたつは寝るのには狭すぎる

それでは、詳細に見ていきましょう。

 

(1)睡眠時の深部体温が下がらない

人間の脳はほかの動物とくらべて、高い機能をもっており、昼間は脳をフルに使って生活しています。そこで疲れた脳が オーバーヒートしないように、脳の温度を下げて休ませ、脳の疲労を回復させるために睡眠をする必要があります。そのため睡眠時には深部体温を下げようと、身体と脳に働きかけます。

f:id:sakameg:20190127102238g:plain

引用元:http://www.terumo-taion.jp/health/sleep/01.html

そこで"こたつ"で寝てしまうと、こたつが身体を温め続けてしまうせいで、睡眠中にも関わらず、身体は体温を下げるために起きているとき以上に働き続けます。結果として"無意識の内に疲れてしまう"という現象が起きてしまうのです。

 

(2)体温調節で汗をかいて水分が不足

身体が体温を下げるためにすることと言えば、"発汗すること"です。こたつで寝ることで、睡眠中に大量の汗書き続けますので、無意識の内に脱水症状になってしまう恐れがあります。こたつで寝ていて、くらっとすることがありますが、それは、軽い脱水症状になっているケースが多いと言われています。

 

(3)こたつは寝るのには狭すぎる

人間の身体は、睡眠中に寝返りを打つことで、睡眠中の血流を良くし、筋肉が同じ姿勢で凝り固まるのを防ぐように働きかけます。しかしながら、こたつでは寝返りを打つだけの広さがないことから、寝返りを打つことができず、肩こり、腰痛などの症状が出てしまうことがあります。

 

こたつの集中力の関係とは!?

最後に、受験シーズンということで"集中力"についても軽く調べてみました。受験生の皆さまの中には、こたつで受験勉強に励んでいる方も多いのではないでしょうか。

結論から申しますと、こたつで勉強することは、おすすめできません。

こたつに入ると、下半身だけ温まることになります。温まったことにより血管が膨張し、血液が下半身に集まりますので、脳に供給されるはずの血液量が少なくなってしまいます。そのため脳の働きが悪くなり"集中力"も落ちてしますそうです。

ご飯を食べた後に眠たくなることはないでしょうか。この現象は、ご飯を食べると消化器官に血液が集中するため、脳に供給されるはずの血液量が少なくなることが原因だそうです。

 

おわりに

何ごとも身体が資本であり、健康な身体であるからこそ、全力で物事に打ち込めるのだと思います。健康管理を見直すきっかけとしていただければ幸いです。